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ニュルンベルク久保がブンデス21試合目で初ゴール「ずっと爪痕を残したかった」

[ 2019年4月13日 11:37 ]

久保裕也
Photo By スポニチ

 ドイツ1部ニュルンベルク所属のFW久保裕也(25)が、遂にドイツ初得点を決めた。12日、ホームでのシャルケ戦。チームは1―1のドローに終わったが、後半37分に右からのクロスをヘディングで合わせて先制点を挙げた。

 「完全にクロスが良かったですけど、ずっと爪痕を残したいと思っていたし、やっと残せた。どんな状況でもキレずに続けていたら、いつかは報われると思った」

 ヘント(ベルギー)から昨年8月に期限付き移籍。加入後は5試合連続スタメン出場するなど順調なスタートを切ったが目に見える結果につながらず、出場機会を失っていった。2月にショマーズ監督が就任した直後もスタメンに返り咲いたが、ここ2試合は途中出場。この日は後半5分からの投入だった。「気持ちの準備が一番大事」と一喜一憂せずに前だけを見据える集中力を保ち、リーグ出場21試合目での待望ゴールへと繋げた。

 チームは2部降格圏内の17位のままだが、入れ替え戦16位のシュツットガルトとは残り5試合で勝ち点3差。次戦は9位レヴァークーゼン、さらに首位バイエルン・ミュンヘンの強敵2連戦が待ち受ける。久保は「まずは勝ち点1でも取ることが大事になる。その中で自分はゴールを狙っていく」と怪気炎を上げた。

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2019年4月13日のニュース