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ニューカッスル武藤 岡崎から刺激「一つ一つの言葉に重みを感じました」

[ 2019年4月13日 17:00 ]

イングランド・プレミアリーグ第34節   レスター0―1ニューカッスル ( 2019年4月12日    英国レスター )

 FW武藤嘉紀(26)の所属するニューカッスルは、アウェーでFW岡崎慎司(32)のレスターに1―0で勝利。武藤と岡崎はともにベンチスタートで最後まで出場機会がなかった。

 2試合連続で出番がなかった武藤は、試合後に話した岡崎から助言を受けたという。「彼(岡崎)はプレミアを制覇している、その中でもずっとスタメンで出続けて制覇している。彼ほど経験のある選手はいないですし、やっぱ一つ一つの言葉に重みを感じました。もっともっと彼から吸収して、よりFWとしていいプレーヤーにならなくちゃいけないなと改めて思いました」と語った。
 レスター、ニューカッスルともに現在の主なシステムは1トップで「岡ちゃん(岡崎)も言っていましたけど、1トップで、できるポジションが限られてきてしまっていることもある。そういったときに、どういう考えを持ってやるのか。途中から出て何をするのか。器用貧乏にならないようにしなきゃいけないとか。そういうのを話しました」とアドバイスの一端を明かした。

 昨夏にドイツ1部マインツから加入した武藤は、今季リーグ14試合(先発5試合)で1得点。1~2月のアジア杯から復帰後は、リーグ9試合で途中出場の2試合にとどまっている。「やっぱり、ここで1年間通して出続けられなかったというのは、何かしら自分に足りないものがあったと思わないといけない。これでプレミアから逃げたくない。可能性がある限り…。構想外にならない限りは、どうにかして結果につなげていかなくてはいけないのかなと思います」と構想外となる危機感を口にした上で「最後の4試合で結果を残すことしか頭にないですし、そこでやっぱり(結果を)残せないと、来季の始めに監督も使いづらくなると思うので、そこに全神経を集中させないといけないかなと思います」とリーグ残り4試合を見据えた。

 チームは4試合ぶりの勝利で勝ち点を38に伸ばして暫定13位に浮上し、残留へ大きく前進。「(試合に)出ていないから、何とも言えないですけど。それでも、やっぱり2部に行くよりプレミアでプレーしたいという気持ちもあります。とにかくこの悔しい気持ちを絶対に忘れちゃいけないし、ここからはい上がらないといけないなという気持ちがあります」と意気込んだ。

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2019年4月13日のニュース