川崎F最強態勢 加入2年目“和製メッシ”斎藤復活でV3死角なし 

[ 2019年2月21日 05:30 ]

練習後、ファンにサインする齋藤学 (撮影・白鳥 佳樹)
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 Jリーグは22日のC大阪―神戸戦(ヤンマー)で27年目のシーズンが開幕。リーグ3連覇を目指す川崎Fは23日にホームでFC東京と対戦する。V3へ大きな武器と期待されるのが、日本屈指のドリブラーで今季完全復活を期す元日本代表MF斎藤学(28)。高さの備わったチームはさらに飛び道具を加えて盤石の態勢を築く。

 川崎Fの“和製メッシ”こと斎藤が反撃態勢を整えた。横浜から加入して2年目の今季。周囲の誰もが「キレキレ!」と声をそろえるほど絶好調だ。初の多摩川クラシコでの開幕を3日後に控えた20日も、得意のドリブルを何度も披露し「自分の能力をもっと高めたい」と新シーズンへ向け静かに闘志を燃やした。

 リーグ2連覇を達成したチームは昨季、リーグ最多得点&最少失点もマーク。ただ、総失点27で1試合の平均が1点以下と鉄壁を誇った一方で、総得点57は1試合平均2に届かなかった。今季は最多得点、最少失点はもちろん、平均得点は2点以上、失点は0点台という15年の広島以来、2度目の“完全V”を見据える。そのためには得点力アップが不可欠で、元ブラジル代表FWダミアンらを補強。高さをチームに加えた。もう一つの武器となるのが斎藤だ。

 14年のW杯ブラジル大会メンバーでもある斎藤は、横浜時代の17年9月に右膝前十字じん帯を損傷し手術。川崎Fに加入した昨季は、懸命のリハビリで5月に復帰を果たした。それでも、気づかぬうちに患部をかばったことで、体の違う部分が悲鳴を上げるなど苦しんだ。今季はオフに3日間のファスティング(断食)を始め、MF鈴木とともに過酷なグアム合宿を敢行するなど万全な準備を整えた。

 華麗なパス回し+空中戦。そこに、個で打開できるドリブラーが加わる。先発でもジョーカーでもアクセントのつけられる斎藤の復活で王者に死角はなくなる。過去、等々力での開幕戦は5勝9分け。不敗のホームから盤石のシーズンが始まる。

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