清水退団のＭＦ枝村匠馬がＪ２栃木入り「良い１年になるように頑張ります」

　Ｊ１の清水は７日、契約満了により昨季限りで退団したＭＦ枝村匠馬（３２）がＪ２栃木に完全移籍すると発表した。

　静岡県牧之原市出身の枝村は清水ユースから２００５年にトップチームへ昇格し、０８年北京五輪出場を目指すＵ―２２日本代表など各年代の日本代表として活躍。五輪本大会メンバーからは外れたが、清水で主力として活躍した。その後、１２年７月からＣ大阪、１４年から名古屋、１４年８月から神戸とＪ１各クラブを期限付き移籍で渡り歩き、１５年には３年ぶりに清水へ復帰。だが、１８年は再びＪ２福岡へ期限付き移籍となり、シーズン後に契約満了で退団していた。

　リーグ戦の通算成績はＪ１が２９７試合３８得点、Ｊ２が４９試合４得点。１８年シーズンはＪ２で２６試合１得点だった。

　枝村は清水を通じて「栃木ＳＣに移籍することが決まりました。エスパルスで学んだことを生かして、栃木ＳＣでも努力したいと思います。今までご声援ありがとうございました。また、これからも応援してもらえたら嬉しいです」とコメント。

　新天地となる栃木を通じては「栃木ＳＣの目指す目標に向かって、自分も挑戦し、努力したいと思います。　そしてクラブに関わる皆さまと協力し、良い１年になるように頑張ります。よろしくお願いします」と談話を発表している。