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神戸ひとすじ19年の北本久仁衛がタイ移籍 元同僚ティーラトンが後押し

[ 2019年2月5日 15:33 ]

北本久仁衛
Photo By スポニチ

 J1の神戸は5日、契約満了に伴い2018年シーズン限りで退団したDF北本久仁衛(37)がシモークFC(タイ)へ完全移籍することが決まったと発表した。

 奈良県出身の北本は奈良育英高から2000年に神戸入りし、以来神戸ひと筋19年間プレー。リーグ戦の通算成績はJ1が341試合11得点、J2が53試合5得点。18年シーズンは5月2日のFC東京戦に先発して87分間プレーした1試合出場にとどまった。

 03年には当時同僚だったDF土屋征夫(44=東京23FC)に影響を受けてスキンヘッドにし、土屋、シジクレイで組んだ3バックが「ピカッとスリー」と呼ばれて話題に。13年には1月のメディカルチェックで肋骨に腫瘍が見つかり、3月に手術を受けたが、半年で復帰した。

 北本は神戸を通じ、「チームからクラブスタッフの役職を誘っていただきましたが、まだ現役にこだわりたい気持ちがあり辞退させてもらいました。そして神戸を離れる事を決めた時、何か今まで経験した事のない未知の体験、経験をしたいと思いました。それが今回のタイ移籍になりました」などとコメント。

 「ティーラトン選手が誘ってくれて、色々サポートしてもらい今回の移籍を決めました」と、18年に神戸でともにプレーし、19年シーズンからJ1横浜へ移籍したタイ代表DFティーラトン(28)が移籍先決定の後押しをしてくれたことを明かして感謝した。

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2019年2月5日のニュース