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四中工 初戦で涙、代表FW浅野ら育てた樋口監督退任

[ 2019年1月1日 05:30 ]

第97回全国高校サッカー第2日   四日市中央工0―2秋田商 ( 2018年12月31日    フクアリ )

<秋田商・四日市中央工>試合に敗れイレブンとともに応援団のもとに向かう四日市中央工・樋口監督(中央)=撮影・小海途 良幹
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 三重・四日市中央工の3年ぶりの大舞台は初戦で涙をのんだ。95年から指揮を執り、今年度限りで退任する樋口監督は「やらなければいけないプレーがおろそかだった」と唇をかんだ。

 相手に走り負け、ボールを思ったようにつなげず、隙を突かれて2失点。日本代表FW浅野らを育て上げた名将は「プレーに甘さが出た。今の姿勢ではいけないと改めて知ってほしい」と選手に訴えかけた。この日、会場に駆けつけた浅野は「サッカーでも私生活でもいろんなものを学び、今の自分にも凄く生きている。僕にとっての凄い大きな財産」と感謝を口にした。

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2019年1月1日のニュース