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磐田 大久保J通算200ゴール!移籍後初弾で史上2人目快挙

[ 2018年8月20日 05:30 ]

明治安田生命J1第23節   磐田2―0柏 ( 2018年8月19日    ヤマハ )

<磐田・柏>前半13分、移籍後初ゴールを決めベンチに駆け出す大久保(右)
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 各地で9試合が行われ、磐田は川崎Fから移籍した元日本代表FW大久保嘉人(36)の移籍後初得点などで柏を2―0で撃破した。大久保は史上2人目となるJ通算200ゴールを達成。川崎Fは首位・広島を2―1で下し、勝ち点差を6に縮めた。札幌のペトロヴィッチ監督(60)は外国人監督としてJ1史上最多の通算174勝目を挙げた。

 “磐田の大久保”が前人未到の記録達成へ歩みだした。柏戦の前半13分に移籍後初ゴールを決めJ通算200得点を達成。自身が持つJ1歴代最多得点を182に伸ばし、チームの連敗ストップに貢献した。

 J屈指のストライカーには「200」への道筋がくっきりと見えていた。1―0の前半13分、ゴール至近距離でDF森下のパスを受け右足を振り抜く。ボールはシュートコースに入っていたDF2人の脇を抜けて左サイドネットに突き刺さった。

 「冷静にコースは見えていた。慌てて打ったら難しかった状況だったので。(移籍後)なかなか点が取れていなかったのでホームで取れてホッとした」

 C大阪時代の01年、J1初ゴールを挙げたヤマハスタジアムで到達した節目。「覚えています。同じですね」と振り返り「ただJ1で200点取りたいと思ってやってきたので」と残り18に迫るもう一つの記録に目を向けた。

 今季FC東京から2季ぶりに川崎Fに復帰したが出場機会に恵まれず、悩み抜いた末に再び移籍を決断。出場7試合目でサポーターも待ち望んだ一撃を決めた。「記録達成はうれしいけれど、あくまでJ通算なので。ここはJ1の200点への通過点としてやっていきたい」。目指すゴールは、まだ先にある。磐田から大久保が再び走り始めた。

 ≪史上2人目メモリアル弾≫磐田FW大久保が移籍後初ゴール。自身が持つJ1最多得点記録を182点に更新した。J2での18点を合わせJリーグ通算200ゴール目。名古屋FW佐藤の216点(J1=161+J2=55)に次ぐ史上2人目のメモリアルゴールとなった。リーグ戦では川崎F所属の4月21日の鹿島戦以来11試合ぶりのゴール。移籍7試合目での初ゴールは、昨年のFC東京の4試合を超え、最も遅かった。

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