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代表引退の長谷部、“次世代”にエール「悔しさ胸に次のカタールへ」

[ 2018年7月5日 12:50 ]

<ロシアWh杯 日本代表帰国>花束を手にサテライトを歩く長谷部  (撮影・大塚 徹)                                      
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 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で2大会ぶりに16強入りした日本代表は5日、帰国した。主将のMF長谷部誠(34=アイントラハト・フランクフルト)は記者会見で「(前回の)ブラジル大会の悔しさが、このチームを引っ張っていったと思う」と話した。

 この日の会見では、自身の代表引退について「自分本位で発信してしまっているのは承知している。多くのサポーターから温かい言葉もらった。普段、僕はいろいろ言うので(選手たちは)うっとうしく思っていたと思う。(自身の代表引退に)涙してくれた選手がいたのは僕にとっては言葉に言い表せないくらい。素晴らしい仲間です」とチームメートに感謝。日本代表の今後には、「これで満足せずに、今回の悔しさを胸に次のカタールに向かってほしい」とエールを送った。

 長谷部はベルギー戦から一夜明けた3日(同4日)、自身のインスタグラムを更新し、「この大会を最後に日本代表にひとつの区切りをつけさせていただきたいと思います」と代表引退を表明していた。

 長谷部は2006年2月のA代表初選出から、2日のベルギー戦まで通算で歴代5位の114試合に出場し、2得点。W杯は2010年の南アフリカ大会、2014年のブラジル大会、今回のロシア大会と3大会連続で出場し、主将を務めた。

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2018年7月5日のニュース