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長谷部主将、“日本の精神”半端ないロッカー「誇りに思う」

[ 2018年7月5日 13:47 ]

<日本代表帰国>W杯報告会見で笑顔で報道陣の質問に答える長谷部(撮影・沢田 明徳)
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 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で2大会ぶりに16強入りした日本代表は5日、帰国した。主将のMF長谷部誠(34=アイントラハト・フランクフルト)は記者会見で、ベルギー戦に敗れた日本代表のロッカールームがきれいに清掃され、称賛の声が集まっていることについて「誇りに思う」と話した。

 大会関係者によってツイッターに投稿された画像では、ゴミ一つ落ちていないロッカールームのテーブルの上に「スパシーバ」とロシア語で「ありがとう」を意味する単語を書き込んだカードと、青い紙で折った折り鶴のようなものも置かれていた。

 長谷部は「日本代表のスタッフは毎試合、ロッカールームをすべてきれいに片づけて、そして帰る」と説明。そして「選手として誇りに思いますし、それだけでなく日本代表のサポーターの方々がスタジアムで試合が終わった後にゴミ拾いをしてくださったりとか、僕は普段、海外に住んでいるので、日本代表でもいろいろな国に行く機会がありますが、日本ほど町がきれいな国はないんじゃないかと思うくらい、日本という場所、人は素晴らしい精神を持っていると思うので、選手としてだけでなく、一人の日本人として誇りに思っています」と話した。

 ベルギー戦は、悔しい負けだっただけに、このロッカーの投稿には、日本代表のマナーを称えるコメントが世界中から殺到。「彼らから多くのことを学んだ」「日本人の姿勢は最高だ」「Arigato」などの言葉が並んだ。また、試合後の観客席を清掃する日本サポーターが称賛されていることと併せ、「彼らのチーム、観客の両方が偉大な代表だ」とする書き込みもあった。

 日本サッカー協会(JFA)によると、チームのスタッフが清掃し、メッセージを残していた。

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