厳しい立場だが…香川　本田と“司令塔バトル”展開へ

日本代表Ｗ杯事前合宿 （ 2018年6月4日    オーストリア・ゼーフェルト ）

ドリブルする本田（右は香川）（撮影・西海健太郎）
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　ＭＦ香川が、本田と“司令塔バトル”を繰り広げることになった。合宿３日目に行われた４―２―３―１での紅白戦では、サブ組のトップ下に入った。主力組の同じ位置には本田が君臨。西野ジャパンが４バックを基本布陣にする場合、長らく共存してきた本田と１つのイスを奪い合うことになる。

　左足首痛の影響もあり、ガーナ戦は途中出場。存在感を放ったのは一瞬で実戦感覚に不安を残す。この日の紅白戦でも１度も主力組に入ることはなく、厳しい立場にいることが鮮明となった。「第一に香川真司として何ができるのかを問いただしている」。そう語る背番号１０が本田を脅かす存在となれば、西野ジャパンが活性化することは間違いない。