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長谷部 ハメスの“弱点”看破「プレッシャーをかければああなる」

[ 2018年6月6日 11:00 ]

軽快な動きを長谷部(右)(撮影・西尾 大助)
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 長谷部は1次リーグ初戦で激突するコロンビア代表のエース、MFハメス・ロドリゲスを封じるヒントを持ち帰った。今季、フランクフルトでの最終戦はドイツ杯決勝バイエルンM戦。後半37分、決勝点はロドリゲスからボールを奪った長谷部の激しいプレスが起点となった。

 「プレッシャーをかければああなる」。長谷部はロドリゲスの弱点を明かす。これまで日本代表の守備的MFを務めてきたが、西野ジャパンではフランクフルト同様、リベロになる見込み。日本のベッケンバウアーは、ロドリゲスとの再戦を楽しみにしている。

 頼もしいデータもある。ハリルジャパン発足以降、ミドル以上(15メートル以上)のパス成功率83・5%はNo・1だ。鋭いプレスでボールを奪い、正確なパスで攻めに転じる。「1センチ、1ミリの差が勝敗を分ける世界。ハメスにも弱点はある」。番狂わせを起こす準備は整っている。

 ◆長谷部 誠(はせべ・まこと)1984年(昭59)1月18日生まれ、静岡県藤枝市出身の34歳。藤枝東から02年に浦和に加入。08年以降はドイツに主戦場を移し、14年からフランクフルト。W杯はロシア大会が3度目。国際Aマッチ通算109戦2得点。1メートル80、73キロ。

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2018年6月6日のニュース