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U―23日本、今年初黒星…手倉森監督「姿勢が後ろ向きだった」

[ 2016年5月22日 01:53 ]

<日本・パラグアイ>前半、さえない表情で戦況を見守る手倉森監督
Photo By スポニチ

トゥーロン国際大会1次リーグB組 日本1―2パラグアイ

(5月21日 フランス・オーバーニュ)
 今年に入って負け知らずだったU―23日本代表だが、トゥーロン国際大会は黒星スタート。手倉森監督は「この試合に向かう姿勢がすべて。後ろ向きにプレーしてしまった。我々のミスから失点し、(決勝点の)フリーキックを決められたのも、つまりすべて後手後手だったから」と切り捨てた。

 前半18分、ミスからインターセプトされFWバエスに先制点を奪われた。後半21分にFW浅野のゴールで同点に追いついたものの、同30分に直接FKを決められて勝ち越しを許した。シュート数は日本の12に対し、パラグアイは8だったが、最後まで追いつくことはできなかった。

 試合中には岩波が空中戦で相手と接触し負傷。試合後には足を負傷した左サイドバックの亀川も担架で運ばれるアクシデントもあり、手倉森監督は「岩波と亀川は初診だと今大会は厳しい」と語った。

 浅野は自身のゴールに満足感を示しつつ「もっとクオリティを上げていかないと世界では戦えない」とキッパリ。23日にポルトガル、25日にギニア、27日にイングランドとの対戦が待っており、指揮官は「残り3試合でどれだけ挽回できるか?我々は試される。(この日の敗戦で)力を出し惜しみすることなく出し切るしかない」と前を向いた。

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2016年5月22日のニュース