東京五輪代表監督に森保氏浮上 広島4年で3度J制覇導く

[ 2016年1月31日 08:40 ]

東京五輪代表監督の有力候補に浮上した広島・森保監督

 20年東京五輪の代表監督に、広島の森保一監督(47)が有力候補として浮上していることが、30日までに分かった。複数の関係者が明らかにした。日本協会は結果が求められる自国開催での五輪へ、既に監督選考に着手。その中で就任4年間で3度のJリーグ制覇を果たした名将の名前が挙がった。ほかに今季からFC東京の監督に就いた城福浩氏(54)らも候補に挙がっている。

 森保監督は若手の育成にも定評があり、A代表選出経験もある現U―23日本代表FW浅野や、同候補のMF野津田らを育て上げた。チーム内の“役割分担”を決め、エースの元日本代表FW佐藤でも途中交代させるなど徹底。それでもチームの一体感を失わせず、圧倒的な実績を誇ってきた。

 リオデジャネイロ五輪代表監督選考時にも、手倉森監督とともに名前が挙がるなど日本協会も手腕を高く評価しており、有力候補として名前が挙がるのは必然だった。「(東京五輪は)森保監督しかいない」と話す関係者もいるほどだ。同監督の広島との契約は現状では今季末で切れる。日本協会が一本化できれば、そのタイミングでオファーを出す可能性もある。

 同じくリオ五輪の代表監督候補にも名前が挙がった城福氏は日本協会で長く年代別代表の指揮を執ってきた。06年のU―16アジア選手権で優勝を果たし、翌年のU―17W杯出場を勝ち取るなど実績もある。ほかに今季福岡をJ1に復帰させた井原監督、G大阪の長谷川監督らの名前が挙がっているという。また、日本協会関係者は手倉森監督について「(リオ五輪で)金メダルを獲ったら続投をお願いする可能性もある」と話す。現在、行われているU―23アジア選手権で協会内の評価も上昇。本大会で優勝を成し遂げれば、続投を要請するプランもある。

 いずれにしても、自国開催の五輪で結果を出すことは日本協会にとって最重要課題の一つ。“東京世代”である現U―19日本代表は17年5月に開幕するU―20W杯後も活動を継続させる方針。日本協会幹部は「早い段階で監督を決めて長いスパンでチームづくりをする可能性もある」という。日本協会の決断に注目が集まる。

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