広島・浅野　苦手ヘッド克服！チームを４強導く２発で逆転

＜ＦＣ東京・広島＞同点ゴールを決め喜ぶ広島・浅野（中央）

天皇杯準々決勝 広島２―１ＦＣ東京

（12月26日 長崎県立）
　広島ＦＷ浅野が“苦手な”ヘディング２発でチームを４強へと導いた。０―１の後半１６分から途中出場し、後半４０分に柏の右クロスを頭でまず一発。さらに延長前半１３分にミキッチのクロスに再び頭で合わせ決勝弾を決めた。

　「ヘディングは苦手なんですけど」と苦笑いも「試合に入ると不思議な力が出るんです」とＪ１初得点を決めた相手への２得点に満足顔。来年１月にはリオ五輪アジア最終予選も控えるだけに「天皇杯で勝って最終予選でも活躍できるように」と誓った。