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恩師・松田監督も感慨「持ってるなって」「常に全力でやってきた結果」

[ 2015年12月27日 17:15 ]

第37回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会決勝 INAC神戸1―0新潟

(12月27日 等々力)
 第37回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会は27日、神奈川県川崎市の等々力陸上競技場で決勝戦が行われ、INAC神戸が今季限りで現役を引退するMF澤穂希(37)の決勝ゴールで新潟に1―0で勝ち、4連覇した2013年以来2年ぶり5度目の優勝を果たした。

 今季からINAC神戸を率いる松田岳夫監督(54)は、澤の古巣でもある日テレ・ベレーザ監督時代にリーグ4連覇を果たした名将。リーグ戦は古巣に優勝を譲ったものの、就任1年目で皇后杯のタイトル獲得に「最後に澤がああいう形で決めたこと、最高だと思います。全員が一丸になった結果だと思う」と笑顔を見せた。

 中学時代から指導してきた澤の現役引退表明で「澤を中心に今まで以上にひとつになれた」という松田監督。「本当にお疲れ様でした。最後に決めるところは持ってるなって。常に全力でやってきた結果だと思います。本当にご苦労さまでした」とはなむけのメッセージを贈った。

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2015年12月27日のニュース