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本田保有ホルン GK権田獲り!8月以降出場なしも強い海外志向

[ 2015年12月27日 05:30 ]

本田が保有するホルンがj期限付きの移籍での獲得を狙っているFC東京GK権田

 ACミランのMF本田圭佑(29)が実質的にオーナーを務めるオーストリア3部のホルンがFC東京のGK権田修一(26)の期限付き移籍での獲得に興味を示していることが26日、分かった。現在、3部首位のホルンは来季の2部昇格を見据え、補強にも積極的。本田自身、昨年のW杯ブラジル大会など日本代表でも共に戦ってきた権田の実力は熟知しており、白羽の矢を立てた格好だ。

 今季の権田は開幕からリーグ22戦に出場。もともと日本代表にも常連でキックの精度、ゴール前での鋭い反応など実力は国内トップクラス。サッカーに対する真しな姿勢、欧州志向が強いことでも知られる。7月29日の仙台戦後にオーバートレーニング症候群の診断を受けるなどコンディション不良となり、その後は公式戦から遠ざかるが、獲得が実現すれば大幅な戦力アップとなる。

 ホルンは前日25日にも千葉県内でトライアウトを実施し、一時帰国中の本田も直接視察した。7月にはJ2札幌からFW榊翔太(22)を獲得するなど日本人の獲得にも力を入れている。

 ▽SVホルン 1922年、オーストリア・ニーダーエスターライヒ州ホルン郡に創設。11~12年に3部優勝して2部に昇格するも、昨季は10チーム中9位で再び3部に。1部経験はない。6月に本田圭佑のマネジメント事務所「HONDA ESTILO株式会社」の経営参入が決定。オーストリアでは一定数の自国籍選手を先発に入れれば、メンバーの半数以上がEU圏外選手でも可。他の欧州に比べ日本人などEU圏外の選手を獲得しやすい。

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2015年12月27日のニュース