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“逆輸入選手”秋吉がJ2岡山へレンタル移籍 8月グラーツから甲府入り

[ 2015年12月27日 18:12 ]

 J2岡山は27日、J1甲府からMF秋吉泰佑(26)が期限付き移籍で加入すると発表した。期限付き移籍期間は2016年2月1日から2017年1月31日まで。

 熊本県出身の秋吉はルーテル学院の中学、高校を経て2008年にシンガポールSリーグの新潟シンガポールへ加入。その後、ブルガリアやボスニア・ヘルツェゴビナでもプレーした後、昨年から、元日本代表監督のイビチャ・オシム氏がかつて指揮を執っていたことでも知られるオーストリア1部の名門、シュトルム・グラーツに在籍。今年8月に“逆輸入選手”として甲府に完全移籍したが、リーグ戦出場はなく、天皇杯に1試合出場して1得点をマークしていた。

 秋吉は岡山を通じ、「先日、岡山に伺いましたが、街の雰囲気もクラブスタッフの雰囲気もJ1に上がるパワーがあるように感じました。チームとしてJ1昇格を目標に戦う中で、自分自身も結果を出してチームに貢献できればと思います。良い時も悪い時もあると思いますが、信念を持って戦うので、秋吉泰佑をよろしくお願いいたします」とコメント。

 わずか5カ月の在籍となった甲府を通じては、「シーズン途中でプレーするチャンスをくれたクラブに感謝しています。また、サポーターの方々はいつも温かい言葉をかけてくれ嬉しかったです。チームはJ1残留という結果を残すことが出来ましたが、個人としては、チームに貢献することが出来ず申し訳なく思っています。今回、岡山に期限付き移籍しますが甲府のことは常に気になると思います。岡山で目に見える結果を残し、再び戻って来れるように頑張りたいと思います。選手、スタッフ、フロント、サポスタ、サポーターの皆さん今年1年ありがとうございました。これからもご声援頂けると嬉しいです」と談話を発表している。

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2015年12月27日のニュース