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パトリックに差別ツイート プロフィルに“浦和サポ”

[ 2015年11月29日 05:30 ]

G大阪FWのパトリック

 G大阪のブラジル人FWパトリック(28)に対する「黒人死ねよ」などの人種差別的な書き込みが28日、ツイッター上に投稿された。

 クラブ関係者は「今後どういう形で対応していけばいいのか、Jリーグ、クラブ内で検討している」と説明。投稿者のプロフィルにはこの日、G大阪と対戦した浦和のサポーターであることが明記されており、Jリーグや両クラブは対応を協議している。パトリックはツイッター上で「とても残念。人間としてやるべきではない」と投稿者に返信。

 浦和は公式サイト上で「発信者がどのような人物で何を目的に書き込んだかは特定できませんが、浦和レッズは差別を絶対に許しません」と声明を出した。浦和は10年5月の仙台戦で一部サポーターが相手選手に差別的な発言を行った。14年3月にはサポーターが差別的な横断幕を掲げ、Jリーグから無観客試合の処分を受けている。この際にJリーグの村井チェアマンは、同じようなトラブルが繰り返された場合は「(下部への)降格、資格剥奪も視野にある」とさらなる厳罰を示唆していた。

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2015年11月29日のニュース