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ペトロ監督 サポと緊急会談20分 議論紛糾もアメで和解

[ 2015年11月29日 05:30 ]

試合後、詰め寄るサポーターと話し合うペトロヴィッチ監督

Jリーグ・チャンピオンシップ準決勝 浦和1―3G大阪

(11月28日 埼玉)
 敗戦後には、浦和のペトロヴィッチ監督が一部サポーターと緊急会談を行った。チームバスに乗り込む前に、柵越しに詰めかけたサポーター約20人に自ら歩み寄った。

 大一番での勝負弱さを再び露呈し、サポーター側は「タイトルが懸かった試合で何かが足りない。気持ちが見えない」と訴え、指揮官は「私も悔しいし、皆さんが悔しいのも分かる」と話した。興奮したファンが「監督の器じゃねーんだよ!」などと叫び、一触即発の雰囲気になる一幕もあったが、約20分続いた意見交換は、指揮官が持参していたアメをサポーターに渡す形で和解した。

 12年に就任した指揮官が獲得したタイトルは今季の第1ステージ優勝だけ。来季でクラブ最長を更新する5年目となる。「サッカーは厳しいスポーツであり、仕事である。これほどまでに運が味方に付かなかったのか、という思い」と指揮官。自分の信念を貫いて、まずは天皇杯でのリベンジを目指す。

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2015年11月29日のニュース