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C大阪 スコアレスドローで決勝進出、指揮官「最低限の結果は出た」

[ 2015年11月29日 17:56 ]

J1昇格プレーオフ準決勝 C大阪0―0愛媛

(11月29日 ヤンマー)
 来季J1に昇格する残り1チームを決めるJ1昇格プレーオフ(PO)は29日、準決勝2試合が行われ、J2・4位のC大阪は同5位の愛媛と対戦。スコアレスドローに終わったが、引き分けの場合は年間順位の優位性を確保するため、年間順位上位のクラブが勝者となることから、C大阪が12月6日に行われるPO決勝に駒を進めた。

 C大阪は前半から再三、相手ゴールに迫りながら決め手を欠いた。同40分には左CKからのこぼれ球にFW田代が左足を合わせたがヒットせず。シュート数では相手を大きく上回るも、得点を奪えず0―0で折り返した。

 後半もボールを支配し攻めるC大阪。同23分にはMF楠神に代えMFパブロ、同36分にはFW玉田に代えてFWエジミウソンを投入した。最後までゴールネットを揺らすことはできなかったが、終了間際の相手のパワープレーもしのぎ切り、しっかりと結果はものにした。

 試合後、MF山口は「できれば勝って1つ上がりたかったが、全員一丸で戦えた結果だと思う。負ければ今年終わりますし、J1に昇格したいし、今いるメンバーでもう少し長くやりたいという思いもあった。そういった中で全員が気持ちのこもった試合ができた。次は引き分けでは昇格できないので、今までやってきたことをすべて出して、勝って昇格を決めたいと思う」と表情を引き締めた。

 大熊監督は、少し冷静さを欠いた試合運びを反省しつつも「最低限の結果は出た」と負けなかったことを評価。リーグ戦3位の福岡との決勝に向けては「もう僕たちは勝ちしかないんで、しっかりいい準備をしたい」と話していた。

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2015年11月29日のニュース