ヤングボーイズ久保　逆転勝利に貢献、絶好機逃し反省の弁も

　スイス１部ヤングボーイズに所属するＦＷ久保裕也（２１）は２８日、本拠地ザンクト・ガレン戦でスタメン出場し、２―１の逆転勝利に貢献した。久保は無得点に終わり、１１月１日チューリッヒ戦以来の５得点目はならなかった。

　「シュートがもっとうまくなるように練習します」。オフから取り組んでいるフリーランニングの質を高め、今季はシーズン開幕から好プレーを続けている。だがガレン戦ではカウンターから抜け出したが右足シュートは左ポスト直撃。後半にはエリア内でＧＫとの１対１の絶好機を迎えたが、ファインセーブに阻まれた。久保の口からは反省の弁ばかりが飛び出した。

　年内は残すところ１２月５日のルツェルン戦のみ。その後は手倉森ジャパンの一員としてリオ五輪出場権を賭けたＡＦＣ・Ｕ―２３選手権（来年１月、カタール開催）に出場することが濃厚だ。大一番に挑む前に、気持ち良く年内最終戦を締めくくりたい。