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香川 退任のクロップ監督に恩返し弾!3試合ぶり今季3点目

[ 2015年4月19日 00:22 ]

パーダーボルン戦で、ヘッドで競り合うドルトムントの香川(AP)

 サッカーのドイツ1部リーグ、ドルトムントは18日、ホームでパーダーボルンと対戦し、3―0で快勝。日本代表MF香川真司(26)はトップ下で先発出場して後半35分にリーグ戦3試合ぶりとなる今季3得点目を決め、今季限りでの退任を表明したユルゲン・クロップ監督(47)にリーグ戦3試合ぶりの白星を贈った。

 15日のクロップ監督の退任表明後、初めての試合。負けられないドルトムントは前半から主導権を握って相手ゴール前に迫るも、オバメヤン、ムヒタリアンらが決定機で決められず。0―0で前半を折り返した。

 後半開始直後の3分、オバメヤンの右クロスに反応し、ニアサイドに走り込んだムヒタリアンがヘッドで先制点を挙げると、10分にはオバメヤンが追加点。同35分にはムヒタリアンのパスに走り込んだ香川がエリア内から左足でゴールに流し込み、試合を決定づける3点目を挙げた。香川の得点は3月21日のハノーバー戦以来3試合ぶりで、今季3ゴール目。今季限りでチームを去る恩師に“恩返し”の一発を贈った。

 チームはそのまま3―0で勝ち、リーグ戦3試合ぶりの勝利。香川は試合後、笑顔を浮かべて指揮官と固い握手をかわした。

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2015年4月19日のニュース