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武藤35秒弾で2戦連発も不敗神話崩壊…逆転負けで首位陥落

[ 2015年4月19日 05:30 ]

<FC東京・広島>開始早々にゴールを決めるFC東京・武藤

J1第1S第6節 FC東京1―2広島

(4月18日 味スタ)
 FC東京のFW武藤がプロ1年目の昨季から継続していた神話が崩れた。ゴールを決めれば公式戦14戦負けなし(10勝4分け)だったが、この日は逆転負けを喫した。

 幸先の良いスタートを切った。試合開始35秒でいきなり好機到来。ペナルティーエリア右で相手のクリアボールが目の前に転がった。ファーストタッチだったが「あの至近距離だと脇だとはじかれると思った」と落ち着いて相手GKの股を抜き、今季5点目を挙げた。しかし、その後は相手の反撃を許し、前半11分に失点。さらに後半37分に勝ち越しを許した。ロスタイムの左CKでは「点を取ることしか考えていなかった」とGK権田も攻め上がり起死回生の同点弾を狙ったが、チームは今季初黒星。武藤は「DFの裏はかなりケアされていた」と想定外に相手が自陣に引いてきたことを口にし「相手のブロックを崩す工夫をもっとしないといけない」と今後の課題を挙げた。

 チームは約10年ぶりに立った首位からわずか6日で陥落した。それでも武藤は「そういう時も来ると思う」と冷静に振り返り「自分の得点でチームを勝利に導けるようにまた切り替えてやっていきたい」と前を向いた。

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