国内組　４月合宿で最後のアピール　Ｗ杯メンバー発表は５月上旬

　Ｗ杯メンバー発表に向けて最後の強化試合を終えた日本代表は今後、４月７～９日に国内組を対象としたミニ合宿を行う予定。国内組のＪリーグ勢にとってはここが最後のアピールの場となる。ザッケローニ監督はその後、欧州に渡ってドイツやイタリア、イングランドなどでプレーする選手を視察する方針。最大の目的は欧州組のコンディションの見極めとなる。

　注目のＷ杯メンバー２３選手発表に関し、日本サッカー協会は５月上旬を予定している。国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）規定では予備登録３０選手の締め切りは５月１３日となっているが、その前後には２３選手に絞り込んで決定する見通しだ。５月２７日にキプロス戦を戦い、直前合宿に突入する。合宿地としては現在、ブラジルと気候が似た米国フロリダ州マイアミで最終調整している。

　６月２日には強化試合としてコスタリカと交渉している。６日か７日にも１試合を行いブラジル入りの予定。ベースキャンプ地となるサンパウロ州イトゥ市に入り、１４日にコートジボワールと対戦する１次リーグ初戦に向けて準備を進める。