高橋“ポスト遠藤弾”本田からのメール刺激にゴールへの意識向上

[ 2013年7月14日 06:00 ]

<新潟―FC東京>前半、先制ゴールを決め、ガッツポーズして喜ぶFC東京・高橋

J1第16節 FC東京3―0新潟

(7月13日 東北電ス)
 「ポスト遠藤」は任せた!FC東京の日本代表MF高橋が存在感を見せつけた。前半3分のCK。キッカーの東が蹴る瞬間、高橋は一瞬、相手DFの視界から消える動き。直後、相手の隙を突いてニアに飛び込んだ。「得点は狙ってました。ボールが良かった」。右前頭部で軌道を変える。絵に描いたような先制ゴールとなった。

 6月のW杯最終予選、コンフェデ杯とも日本代表に選出されながら出場機会なし。それでも「たとえばブラジル代表を生で見ることで、腕の振り方や、イレギュラーするボールのトラップとか、自分に置き換えることができた」と前向きに話す。ザックジャパンでも随一の戦術理解度を誇る頭脳派MFは目で世界最高峰のプレーを吸収し、血肉に変えてきた。

 本来、ボール奪取やカバリングで力を発揮するタイプ。だが4月に尊敬する本田圭佑から「得点を取らないと上には行けないぞ」というメールが届き、得点への意識が格段に増していた。国内組中心で臨む東アジア杯は招集が決定的。遠藤、今野、中村憲らは見送られる方針でボランチでの出場が濃厚だ。その準備は整った。

 日本協会の原技術委員長も視察した一戦。前半10分には長谷川が巧みに相手ファウルを誘いPKをゲット。すかさずボールを“奪取”した渡辺が気迫で決め4年ぶりの2桁得点をマークした。長谷川が「あれは半分、俺のゴール」と言えば、渡辺は「あれは俺。自信を持って蹴られた」と笑う。渡辺は後半43分にもルーカスの駄目押し弾をアシストし、まさにエースの仕事をみせた。いずれも東アジア杯に予備登録される面々がその存在感を誇示。注目の代表発表は15日、“吉報”を待つ。

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