“ハマのメッシ”斎藤 本家ばり4人抜き弾で代表入りアピール!

[ 2013年7月14日 06:00 ]

<横浜―大宮>前半、2点目のゴールを決める横浜・斎藤(左)

J1第16節 横浜2―1大宮

(7月13日 日産ス)
 “ハマのメッシ”が東アジア杯(20日開幕、韓国)のメンバー入りへ猛烈にアピールした。J1第16節は各地で9試合が行われ、横浜はホームで首位大宮と対戦。日本代表の予備登録メンバー入りしているFW斎藤学(23)は前半36分に今季2得点目を決めるなど1得点1アシストで2―1の勝利に貢献した。また予備登録メンバー8人を抱えるFC東京は新潟に3―0で快勝。MF高橋秀人(25)は前半3分に先制ゴールを決めた。東アジア杯の代表は15日に発表される。

 まるで相手DFが止まっているかのようだった。斎藤はゴール前中央でボールを受けると、ドリブルで2人を抜いて中に切り込み、今井、菊地の間にわずかなスペースを見つけるや、次の瞬間アクセルを全開。するりとこの2人をかわし、最後はGKの位置を確認して右足で冷静にゴール右隅に流し込んだ。「うまくドリブルして敵も味方も把握できた」。4人抜きは試合後に知ったというが、今季2点目を納得の表情で振り返った。

 今季は開幕からケガに苦しんだ。開幕直前に左膝を痛めると、何かに呪われたように、その後も左かかと、さらには左臀部(でんぶ)と立て続けに痛めた。故障箇所は全て左足。実は、もともと左右の筋肉量バランスが悪かった。昨夏のロンドン五輪で関塚ジャパンのトレーナーを務めた里内氏も、代表合宿中にその欠点に気付いたという。横浜でも同様の指摘をされ一念発起。左右の筋肉量を均等にするトレーニングに励み、その欠点を解消した。里内氏は現在、大宮のトレーナー。1年で進化した姿を見せつけた。

 10日のC大阪戦では得点こそ奪えなかったものの、切れのある動きを見せ、視察した日本代表のザッケローニ監督から「切れがある」と称賛された。大宮戦は15日の東アジア杯のメンバー発表前の最後の試合で、1ゴールに先制アシストとまさにハマのメッシの異名通りの活躍。コンフェデ杯で世界を体感した日本代表DF栗原も「メッシがいるんじゃないかと思った。うちがあんなゴールをやられたら一生、言われる」と笑った。首位大宮を撃破したプレーは、イタリア人指揮官にも大きなアピールとなったはずだ。

続きを表示

この記事のフォト

「サッカーコラム」特集記事

「久保建英」特集記事

2013年7月14日のニュース