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【試合経過】歴史的白星ならず“完全アウェー”で敗戦

[ 2011年11月15日 17:54 ]

 サッカーのワールドカップ(W杯)アジア3次予選第5戦は15日、各地で行われ、日本は平壌の金日成競技場で北朝鮮と対戦。0―1で敗れ、ザッケローニ監督就任以来初黒星を喫した。

 既にアジア最終予選進出を決めている日本だが、過去2分け1敗と未勝利の地で、歴史的白星は飾れなかった。11日に4―0で快勝した第4戦のタジキスタン戦から先発メンバーを6人入れ替え、22歳の清武が初先発。ワントップには前田、GKには西川が起用された。

 北朝鮮応援団の大応援に、約150人の日本人サポーターが囲まれる完全アウェー。立ち上がりから北朝鮮に主導権を握られ、前半はシュート数わずか2本と攻め込まれた。後半はFW前田がファーストシュートも、セットプレーから5分に先制点を許す。リ・クァンチョンのキックをパク・グァンリョンがゴール中央に折り返し、パク・ナムチョルがヘッドでゴール右隅に決めた。後半13分にはFW前田が倒されてFKを獲得。この際の小競り合いで前田、パク・ナムチョルにイエローカードが出されるなど一触即発なシーンも。終了間際にはハーフナー、李を投入して得点を狙ったが、同点ゴールは決められなかった。

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2011年11月15日のニュース