ザック監督「北朝鮮は日本戦にかけていた　その気持ちが表れていた」

Ｗ杯アジア３次予選 日本０―１北朝鮮

（11月15日 平壌））
　サッカーのワールドカップ（Ｗ杯）アジア３次予選第５戦は１５日、北朝鮮の首都平壌で日本―北朝鮮が行われ、北朝鮮が１―０で勝った。

　試合後、ザッケローニ監督は「（Ｗ杯出場がなくなって）先のない北朝鮮は日本戦にかけていた。相手もプレッシャーはあっただろうが、イエローカードを何枚も出しながら向かってきた。その気持ちが表れていた」と相手の闘志が日本を上回っていたことを認めた。

　ザックジャパンになって国際Ａマッチ１７戦目で初の黒星。ただ、アウェーでの２試合を１勝１敗で終わり、目標の１つであった３次予選突破を果たしたことでザッケローニ監督は、異様な雰囲気の中での初黒星も冷静に受け止めていた。