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初黒星も余裕?ザック監督「体のぶつかり合いで劣勢だったにすぎない」

[ 2011年11月15日 20:55 ]

 就任後初めて敗戦を味わったザッケローニ監督は、既に3次予選突破を決めている余裕からか、淡々と取材に応じた。(日本代表取材団)

 ―初黒星となったが。

「二つのチームは違った目標を持っていた。北朝鮮は敗退が決まり、いくらでも警告を受けてもよかった。日本は最終予選に向け、そういう戦い方はできなかった」

 ―敗因は。

 「北朝鮮は集中していたし、この試合に勝とうという気持ちで来ていた。そのレベルが日本とは違っていた。向こうは一生に一度の大事な試合だった」

 ―悔いは残るか。

 「われわれもそんなに好機はなかったが、相手もなかった。一つのチャンスを向こうが決めたということ。悔いはない」

 ―先発を6人代えた。

 「試合にあまり出ていないメンバーの現在のレベルを確認したかった。出来には満足している」

 ―収穫は。

 「これだけ難しい環境の中で試合ができたこと。連係面に問題はない。体のぶつかり合いで劣勢だったにすぎない」

 ―途中で3―4―3の布陣に移行したが。

 「システムを変え、チームの攻撃の重心を前に上げる狙いがあった」

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2011年11月15日のニュース