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田中「僕にとっては特別な試合」でダメ押し弾!

[ 2011年7月31日 06:00 ]

<神戸・甲府>後半37分、神戸・田中がゴールを決め喜ぶ

J1第19節 神戸4-2甲府

(7月30日 ホームズ)
 リベンジの思いを勝利につなげた。後半早々に神戸のFW吉田がこの日2点目を決めて3点のリードを奪う楽勝ムード。直後に連続失点して漂いかけた暗雲を振り払ったのはMF田中だ。

 後半37分、MFボッティからのスルーパスを右足で押し込んだ。「しのいで終わるのではなく、きつい中、取り返して2点差で勝てたのは大きい」と和田監督が称賛した貴重な4点目だった。

 甲府を率いるのは選手起用で迷走したまま途中解任された前指揮官。神戸サポーターも痛烈なブーイングで迎えた。先制弾のDF石櫃が「リベンジの気持ちがあった」と正直に明かせば、田中も「個人的感情を出しちゃいけないけれど、僕にとっては特別な試合だった」と打ち明けた。不遇をかこった選手たちの意地が、負ければ降格圏に突入する一戦を制する原動力になった。

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2011年7月31日のニュース