×

小倉会長 北朝鮮の受け入れ調整迅速に進める意向

[ 2011年7月31日 18:42 ]

 日本サッカー協会の小倉純二会長は31日、ワールドカップ(W杯)アジア3次予選で日本が北朝鮮と対戦することになったことを受け、同国チーム団の受け入れ手続きなどの調整を迅速に進める意向を示した。

 日本と北朝鮮は国交がなく、日本政府は拉致や核実験、ミサイル問題への制裁として北朝鮮国籍保有者の入国を原則禁じている。小倉会長は「われわれはFIFA(国際サッカー連盟)のルール通り、ホームアンドアウェーでやりたい」と話し、8月1日から外務省、文部科学省、法務省などと調整するという。

 サッカーの北朝鮮チーム受け入れについては、2010年の東アジア選手権前に、拉致問題担当相を兼務した中井洽国家公安委員長(当時)が「(北朝鮮に)制裁がかかっている段階だから当然反対だ」と発言した。北朝鮮側が反発し、同国女子チームが出場を辞退した。

続きを表示

2011年7月31日のニュース