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組み合わせに恵まれた韓国、イラン 3次予選は波乱なし?

[ 2011年7月31日 17:03 ]

 2014年W杯ブラジル大会のアジア3次予選の組分けで有力チームが分散し、波乱が起こりそうにない。最終予選を見据える日本にとって、難敵がこの段階で消える可能性は低いだろう。

 B組の韓国はクウェート、UAE、レバノンと中東勢ばかりとの対戦となった。アウェー戦の長旅が思わぬ障壁となるかもしれないが、実力差が大きく順当に勝ち上がるはずだ。

 日本代表のザッケローニ監督が「強敵」とみるのはオーストラリアやサウジアラビア、イラン。最終予選を見据えれば、オーストラリアとサウジアラビアが同じD組で対決し、さらに日本が苦手とするフィジカルの強いオマーンが入ったことは好材料と言っていい。

 E組のイランは比較的に楽な相手に恵まれた。カタールは地元開催のアジア杯でベスト8に導いた好指導者のメツ監督が既に退いた。バーレーンはアジア杯で1次リーグ敗退に終わるなど、勢いが消えている。

 A組はともにアジア杯で8強入りしたヨルダンとイラクの中東勢に、復活気配が漂う中国が割って入れるかどうかに注目が集まる。(共同)

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2011年7月31日のニュース