山田直＆柏木“御前試合”で躍動！今季初連勝だ

＜川崎Ｆ・浦和＞前半、川崎Ｆ・山瀬（右）と競り合う浦和・柏木（左は原口）

Ｊ１第１９節 浦和１－０川崎Ｆ

（7月30日 等々力）
　日本代表のザッケローニ監督が見守る中、浦和の日の丸コンビがともに今季初のアウェー勝利＆２連勝をたぐり寄せた。

　前半１０分、日本代表候補に選出されたＭＦ山田直が落としたボールを同じく代表入りしたＭＦ柏木が絶妙のスルーパスでつないでオウンゴールを誘発。あとは連続負けなしの最近８戦で計３失点の守備陣が守り切った。

　公式戦の連続ゴールは３試合で途切れたものの見事“決勝アシスト”となった柏木は「やっとああいうパスが出せた。気持ちよく（８月１日からの）合宿に行ける」と笑顔。５月以降では初めて勝利数が負け数に追いつき、山田直も「いい流れになってると思う」と手応えを口にした。右足首捻挫を抱えながら先発し、８９分間プレーしたＦＷ原口は「足首は多分大丈夫。自分をアピールしてＡ代表に残れるようにしたい」。初の代表合宿での生き残りを誓った。

　≪アウェーでも今季初勝利≫浦和が川崎Ｆに勝ち、今季初の連勝。ここまで５分け３敗と勝てなかったアウェー戦で今季初勝利となった。浦和は川崎Ｆとのアウェー戦に強く、等々力でのリーグ戦はこれで通算４勝３分けの負けなし。リーグ戦も８試合連続負けなしで上位争いに食い込んでくる勢いだ。