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「サプライズはいらない」名古屋 初Vへ全選手遠征

[ 2010年11月20日 06:00 ]

多数の報道陣の前で意気込みを語るストイコビッチ監督

 20日にもリーグ初優勝が決まる可能性のある名古屋のストイコビッチ監督は19日、ケガ人以外の選手を集めた約10分間の青空ミーティングで活を入れた。

 「サッカーにサプライズは付き物だけど、サプライズはいらないという話をした。彼らは真剣なプロの目だった。それで十分」。残り4試合で2位・鹿島との勝ち点差は8と圧倒的優位だが、選手に慢心はない。それを確認できた指揮官の表情は明るかった。
 初優勝に備え、アウェーの湘南戦には故障を抱えるDF闘莉王、MF金崎をはじめ、全選手を帯同させる。「1年間しっかりと走ってきた。時には泣いたこともあった。長い間この瞬間を待っていた」。選手として7年半、指揮官として3年。万感の思いと感謝の気持ちを持ちながら、栄光をつかみ取りにいく。

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2010年11月20日のニュース