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名古屋 酷暑の夏に勝ち点稼ぎ、終盤は独走態勢

[ 2010年11月20日 18:25 ]

 最終節を待たずに初優勝を果たした名古屋。ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会による中断期間明けの夏場にライバルが苦戦する中、勝ち点を積み重ねて独走態勢を築いていった。

 開幕のG大阪戦は、元日の天皇杯全日本選手権で敗れた借りを返し2―1で勝利。その後もケネディを中心とした3トップが機能し、7勝1分け4敗の3位で中断期間に入った。
 再開後の初戦、第13節の大宮戦で白星を挙げるとチームは一気に加速する。中断期間を挟んでチームの連係が深まった。春先は不安定だったダニルソンが守備的MFにおさまり、攻守の切り替えがスムーズになった。
 記録的な猛暑となった7~8月に、4連勝を含む7勝1分け1敗。第18節で浦和に3―1で快勝し、清水を抜いて首位に立った。その後は優勝決定まで一度も並ばれることはなかった。
 上位の鹿島、川崎との直接対決はいずれも0勝2敗だったが、下位との対戦を取りこぼさずに勝ち点を稼いだ。連敗なし、3試合を残して初のリーグタイトルを獲得した。

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2010年11月20日のニュース