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登里、バースデー弾2発!U―21全勝通過!

[ 2010年11月14日 06:00 ]

<キルギス・日本>後半、PKで2点目のゴールを決める登里

 広州アジア大会に出場しているU―21日本代表は13日、1次リーグ最終戦でキルギスに3―0で快勝した。すでに1位通過を決めていたため、10日のマレーシア戦から先発8人を入れ替えて臨んだが、この日が20歳の誕生日だったMF登里享平(川崎F)が2ゴールを挙げるなど相手を圧倒した。3戦全勝の日本は16日の決勝トーナメント1回戦でインドと対戦する。

 今大会初先発のMF登里が3連勝を呼び込んだ。前半5分に右クロスから右足で先制点を決めると、後半17分にはPKで2点目を挙げた。
 この日が20歳の誕生日。試合後には控室でケーキと歌でチームメートに祝福されたが、自らも祝砲2発。昨季まで川崎Fで指導を受けた恩師・関塚監督に勝利をプレゼントし「特別な思いで試合をしていた。得点は狙っていた。バースデーゴールでチームが勝てて幸せ」と笑顔を見せた。
 既に決勝トーナメント進出が決まっていたため先発を8人も入れ替えたが、3戦連続の完封勝利。「やるべきことがどのくらい浸透しているのかを測りたかった。内容も結果も満足している」と関塚監督。3試合で20選手全員が出場し、全体の底上げも確認できた。
 次からは負ければ終わりの決勝トーナメントに突入する。関塚監督は「3戦全勝できた。これからは一発勝負。一つ一つ勝ち抜いていきたい」と気を引き締めた。

 ▼キルギス・ジュマケエフ監督 0―3という結果は残念だ。選手たちはよくやった。日本には決勝まで勝ち上がって、中国と対戦してほしい。

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2010年11月14日のニュース