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初のアジア女王へ、なでしこ次は北朝鮮戦

[ 2010年11月14日 23:41 ]

タイに快勝し、控えGKとタッチを交わす沢

 初となるアジア女王の座へ、順調な滑り出しだ。佐々木監督は今大会の金メダル獲得をチームの使命とし「チャレンジではなく、取りきるもの」と表現する。初戦ならではの硬さもみられたが、4得点でタイを退けた。

 ドイツでプレーする安藤(デュイスブルク)永里(ポツダム)という主力級が不在。新戦力のアピールも求められる大会だが、まずは北京五輪4位のメンバーたちが健在ぶりを示した。
 沢からキャプテンマークを引き継いだ宮間は絶妙なセットプレーのキックで攻撃をリード。チームの2点目は、沢の的確なパスを受けた大野が流れるような動作で胸トラップから右足シュートを決めた。
 目標は高く、初戦の快勝にも誰も満足することはない。次の試合は金メダル争いのライバルとなる北朝鮮戦。佐々木監督は「ゴール前の攻防が勝負どころ。いかにミスをなくしていけるか」と快勝の余韻に浸ることはなかった。(共同)

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2010年11月14日のニュース