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韓国勢が連覇!城南、3発快勝でACL初V

[ 2010年11月14日 06:00 ]

ACL決勝でゾバハンを破り、優勝を決めて喜ぶ城南イレブン

 アジアのクラブ王者を決めるアジアチャンピオンズリーグ(ACL)は13日、東京・国立競技場で決勝を行い、城南(韓国)がゾバハン(イラン)を3―1で破って初優勝し、賞金150万ドル(約1億2300万円)を獲得した。韓国勢の優勝は昨年の浦項に続き2年連続。城南は前身のアジアクラブ選手権を95年に制しており、2度目のアジア制覇。12月にアラブ首長国連邦(UAE)で開催されるトヨタ・クラブW杯に出場する。

 決勝トーナメント1回戦でG大阪を3-0と撃破した韓国王者・城南が、6年ぶり2度目の決勝の舞台でその強さを見せつけた。前半に右サイドのロングスローの混戦から最後はDFオグネノブスキが押し込んで先制。Kリーグ史上初の外国人主将のゴールで勢いに乗ると、後半にも2点を挙げた。選手時代の95年にもアジアクラブ選手権を制している申台龍監督は「監督の方が2倍以上うれしい」と歓喜。クラブW杯に向けて「アジアの強さを証明したい」と意気込みを語った。

 ▼ゾバハン・エブラヒムザデー監督 入りは良かったが、悪い形で失点してしまった。相手は小さなチャンスをゴールにつなげた。誰もわれわれがここまで来るとは思わなかっただろう。選手にはよくやったと言いたい。

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2010年11月14日のニュース