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ベッカム “高給取り”批判男と遺恨対決

[ 2009年12月6日 06:00 ]

組み合わせ抽選会で女優のシャーリーズ・セロン(右)と笑顔を見せるベッカム

 【W杯1次リーグ組み合わせ決定】44年ぶりの優勝を目指すイングランドは米国と同じC組に入った。「サッカーをメジャーなスポーツにしたい」と07年から米MLSロサンゼルスでプレーしてきたMFベッカムにとっては因縁の対決。一方で、今夏にレンタル先のACミランからチームに復帰した際に「高給取りなのに熱意が伝わらない」などと批判されたFWドノバンとの顔合わせが注目される。

 ベッカムは「誰が相手でも気にせずに臨みたい」と平常心を強調。ドノバンは「騒動はもう過去のこと。対戦が楽しみ」と話した。イングランドがW杯で米国と対戦するのは0―1で不覚を取った1950年ブラジル大会以来。W杯史上に残る番狂わせと言われてきただけに、イングランドのカペッロ監督は「決して楽な組み合わせではない」と警戒。米国のブラッドリー監督は「50年W杯の奇跡を再現したい」と金星奪取を誓った。

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2009年12月6日のニュース