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ファンデルサル新記録!1122分連続無失点

[ 2009年2月2日 06:00 ]

 イングランド・プレミアリーグ第24節の8試合が31日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドがエバートンを1―0で下した。無失点に抑えたGKエドウィン・ファンデルサル(38)が連続無失点を1122分に伸ばし、イングランド記録を樹立。チームは7連勝で首位を守った。

 試合を終えると、ファンデルサルが場内の拍手と歓声に両手を上げて応えた。決勝PKを決めたのはスターのC・ロナウドだったが、主役は38歳のベテランGKだった。

 「素晴らしい記録をつくることができてうれしい。今後も集中力を切らさず無失点に抑えたい」

 リーグ戦の失点は昨年11月8日のアーセナル戦で後半3分に許したのが最後。昨年12月のトヨタ・クラブW杯準決勝ではG大阪に3失点したが、リーグ戦1122分連続無失点で78~79年シーズンに4部レディングのGKスティーブ・デスが築いた1103分のイングランド記録を更新した。

 この日は見せ場こそなかったが、DFへの的確な指示と安定した守備は健在。チームとしてのリーグ記録である連続試合無失点も12に伸ばし、ファーガソン監督は「彼は周囲に落ち着きを与えてくれる。故障が続いて4バックを何度入れ替えたか分からない中、すべての称賛は彼のもの」と信頼を寄せた。C・ロナウドを筆頭に強力攻撃陣が目立つ王者だが、失点10はリーグ最少。目標の3連覇には守護神の活躍もまた欠かせない。

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2009年2月2日のニュース