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反町監督、豊田をポスト平山指名

[ 2008年3月25日 06:00 ]

伊野波(左)長友(右)とボールを競り合う豊田(中)を見つめる反町監督

 U―23日本代表が24日、親善試合アンゴラ戦(27日、国立)に向けた合宿を都内で開始した。反町康治監督(44)は06年8月の中国戦以来の復帰となったFW豊田陽平(22=J2山形)を“ポスト平山”に指名。早速、身長1メートル85の大型FWと話し合いを持ち「大きい選手だからといって、足元でボールを受けるのは10のうちの1つ。裏を取る動きなど、いろいろやってほしい」とアドバイスを送った。

 23日のJリーグに出場した選手がクールダウンのみで切り上げる中、試合がなかった豊田は約1時間半練習。今季J2での2得点はともに頭でのゴールで「高さが自分の持ち味」と空中戦に自信を持つ。今回招集を見送った平山と同じタイプだけに、指揮官は高さに頼り過ぎて伸び悩む平山の二の舞いになることを危ぐ。「ゴール前に入っていく迫力がある」と実力を認めた上で、得点以外にも幅広い役割を求めた。

 反町監督は5月のトゥーロン国際大会からある程度メンバーを固定したい意向で、アンゴラ戦では試合経験の少ない選手を積極起用する方針。豊田もピッチに立つことが濃厚で「結果を出さないと次はないと思っている」とアピールを誓った。

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2008年3月25日のニュース