ニュージーランド競馬で死去の柳田泰己騎手 親交のあった池添謙一が追悼「ただただ残念でなりません」

[ 2022年8月9日 19:49 ]

池添謙一
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 ケンブリッジ競馬場で開催された3日のレースで落馬し、意識不明の重体となっていたニュージーランド競馬の日本人ジョッキー・柳田泰己(たいき)騎手が9日、現地の病院で亡くなった。28歳。

 親交があった日本のジョッキーからも、柳田騎手を追悼する声が相次いだ。池添謙一は自身のツイッターで、「柳田泰己くん 知り合って、2か月も経ってません。色々話をしようと、相談させてくださいと言われてまだ全然できてなかった」と明かし、「ただただ残念でなりません。ご冥福をお祈りします」と綴った。

 また、4月16日の落馬事故で脊椎を損傷し、復帰を目指してリハビリ中の藤井勘一郎も「柳田騎手 ビザを自分で手配しながら、海外で騎手活動をしていた事。本当に騎手という職業が好きだったんだなと思います」とコメント。「人生をかけて戦った騎手。ご冥福をお祈りいたします」と結んだ。

 柳田騎手はケンブリッジ競馬場で開催された3日の9Rで落馬。頭部と頸椎にダメージを負い、重体だった。日本からは母親らの家族が駆け付け、懸命な処置を行われたものの、意識が戻らないまま、帰らぬ人となった。

 柳田騎手は大学中退後に同国に渡って、オサリバン厩舎で働きながら17年10月に騎手としてデビュー。同国で1577戦162勝(重賞2勝)の成績を残した。

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2022年8月9日のニュース