仏女性騎手パコー WASJで初来日、出場騎手発表 6人中4人が初騎乗

[ 2022年8月9日 05:20 ]

◇2022WASJ外国人騎手◇
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 JRAは8日、今月27、28日に札幌競馬場で行われるワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)に出場する外国騎手を発表した。6人のうち4人が日本初騎乗のフレッシュな顔触れとなった。

 フランスの女性騎手パコーは15年デビューで19年にフランス女性騎手リーディングを獲得。現在は仏オークスのスタセリタ、凱旋門賞馬ソットサスなどを管理したルジェ厩舎でC・デムーロに次ぐセカンドジョッキーの座を得ている。

 バシュロはフランスで近年リーディング上位常連。英国のイーガンは21年ドバイシーマクラシックでクロノジェネシスを破ったミシュリフに騎乗していた。米国のグラハムは一時「最強の1勝馬」と呼ばれた重賞2着4回エタリオウの母ホットチャチャの主戦を務めていたのが日本との縁か。あと短期免許で騎乗している香港ホー。オーストラリアの剛腕ウィリアムズはおなじみの来日常連。超ド級のビッグネームはないものの、個性的な各国の名手が選ばれている。

 先月10日発表のJRA代表は武豊、ルメール、川田、横山武、柴田善、福永、松山。地方代表は名古屋の岡部誠。内外の名手14人が晩夏の札幌で腕を競う。

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2022年8月9日のニュース