熊沢 JRA最多、障害競走通算255勝達成「次は256勝を目指したい」

[ 2021年10月25日 05:30 ]

JRA史上最多、障害競走通算255勝を達成した熊沢
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 “鉄人”熊沢重文(53)が新潟4R・障害3歳上未勝利で1番人気キーパンチ(牡4=宮)に騎乗し勝利。星野忍元騎手の記録を更新するJRA史上最多の障害競走通算255勝目(うち重賞16勝)を挙げた。障害通算1661戦目。デビューから35年7カ月23日、障害初騎乗から34年6カ月14日での金字塔に、観客からは大きな拍手が湧き起こった。

 熊沢は「あと1勝から時間がかかっていたのでホッとしています。次は256勝を目指したい。僕の長所はしぶとさなので、いつまで続けられるか分からないけど、少しずつ前に進んで行ければと思います」。一番の思い出を問われると、「頭の中をいろんなレースがぐるぐる駆け巡っていますけど、デビューして初めて勝利した時(86年3月29日、阪神8R=ジュニヤーダイオー)のことが鮮明に思い出されます」と感慨に浸っていた。

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2021年10月25日のニュース