【菊花賞】オーソクレース2着で関東馬ワンツー、久保田師「能力示してくれた」

[ 2021年10月25日 05:30 ]

<阪神11R菊花賞>2着に終わり引き揚げるオーソクレース (撮影・奥 調)
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 ゴール前の2着争いは3頭のシ烈な叩き合い。ルメール騎乗の3番人気オーソクレースが2着を確保した。先週の秋華賞に続いて関東馬のワンツーフィニッシュ。鞍上は「3、4コーナーの反応は遅かったけど、最後はいい戦いをしてくれたね」。勝負どころからステラヴェローチェと馬体を併せて伸び、前にいたディヴァインラヴをきっちり捉えた。これでルメールは秋G1・3戦連続の銀メダル、春の安田記念からG1は5戦連続で連対中。「勝ち馬が強すぎたので2着はいい結果だったと思う」とパートナーをねぎらっていた。

 見守った久保田師は「能力は示してくれた。ひと叩きして集中して走れていたのは良かった」と約9カ月ぶりの休み明けを使った効果を口にする。今後は未定だが「これから楽しみですね」と指揮官。母マリアライトは4歳秋にエリザベス女王杯を優勝。成長力のある血統だけに、リベンジのチャンスは訪れるはずだ。

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2021年10月25日のニュース