武豊 JRA通算4300勝、34年7カ月24日で到達「一つ一つの積み重ね」

[ 2021年10月25日 05:30 ]

阪神9RでJRA通算4300勝を達成し騎手仲間と記念写真に納まる武豊騎手=左から3人目(撮影・後藤 正志)
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 24日、阪神9R・北摂特別でスーパーウーパーが1着となり、武豊(52)がJRA通算4300勝を達成した。大勢の騎手仲間とオフィシャルの記念撮影の後、ファンの歓声と要望に応えて武豊は歩み寄り、手を挙げた。千両役者はこれだけで絵になるのに「43回目の区切り。中途半端ですね」と場の空気を楽しむ余裕。「今日は熊沢(重文)さんが大記録を達成(障害通算最多勝)して、同世代として励みにしていました」と同日のメモリアルVを喜んだ。前人未到の数字は通過点だが「一つ一つの積み重ね。G1だから何十勝とかの計算じゃないし、そう考えると大きな数字」と、34年7カ月24日での到達に向き合うコメント。

 今年の凱旋門賞(ブルーム11着)や前日のアイビーS(ドウデュース1着)と同じキーファーズの勝負服での勝利が花を添えているかのようだった。

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2021年10月25日のニュース