【新馬戦総括】トゥデイイズザデイ楽々逃げ切り、終始コントロール利いた走り

[ 2021年9月21日 05:30 ]

<中京5R新馬戦>楽々逃げ切ったトゥデイイズザデイ=右(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 先週は3日間開催で計11頭が勝ち名乗り。日曜中京の芝2000メートル戦を逃げ切ったトゥデイイズザデイはディープインパクト産駒。押し出されてハナに立ったが、掛かる面は全く見せず。終始コントロールの利いた走りで危なげなく逃げ切った。時計は平凡だが7頭立てのスローペースでは仕方なし。操縦性から距離を延ばしても対応できそうだ。

 月曜中山で勝ち上がった2頭の牝馬も有望。芝1600メートル戦を逃げ切ったロムネヤは序盤から徹底マークを受けたが、リズムを崩すことなく最後まで抜かせなかった。牝馬らしからぬ落ち着きぶりで馬体の完成度も高い。ファンタジアは好位の内で折り合い、馬群の切れ目から進路を確保。エンジンの掛かりが遅かったが、残り100メートル過ぎでトップギアに入り、一気に差し切った。東京でさらに良さが出そうなタイプで楽しみだ。

続きを表示

2021年9月21日のニュース