松島代表 新クラブ法人設立、10月1日から会員募集 募集馬は良血ぞろい

[ 2021年9月8日 05:30 ]

キーファーズの松島正昭代表
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 キーファーズの松島正昭代表が新戦略としてクラブ法人「インゼルサラブレッドクラブ」を立ち上げることも明らかにした。

 「インゼル…」は新たに設立されるクラブ法人で10月1日から会員募集を開始。松島代表は「キーファーズは将来的に海外の預託馬に軸足をシフトしてもいいと思っており、国内はインゼルサラブレッドクラブに任せたい」と展望を口にした。

 今年の対象募集馬は1歳馬の計19頭。ロードカナロア、ハーツクライ、キタサンブラックといった種牡馬の産駒に加え、海外の種牡馬でもフランケル、サクソンウォリアーの産駒がラインアップに加わる良血馬の集団。募集案内の祝辞コメントには社台ファームの吉田照哉氏、ノーザンファームの吉田勝己氏、クールモア代表のJ・マグナー氏。騎手では武豊、ルメール、デットーリ、ムーアら有名どころが名を連ねている。

 一般的な一口を購入する他に同クラブが独自で開発したのが19頭のうち、15頭の募集価格10%を合計した金額をパッケージ化し、2500口で募集する商品。インゼルレーシングの代表取締役に就任した松島悠衣氏は「15頭のパッケージなので毎週のようにインゼルの馬が出走することも考えられますし、より多くの人が楽しめると思います。競馬ファンの裾野を広げるお役に立たせてもらいたい気持ちです」と話している。

 ▽(株)キーファーズ 松島正昭氏が代表取締役社長を務め、日本での馬主名義。所有馬のマイラプソディ(牡4=友道)が19年京都2歳Sを勝ち、JRA重賞初制覇。JRA通算357戦39勝(7日現在)。公式サイト「キーファーズサロン」で所有馬の情報を公開、今年2月には公式YouTubeチャンネルも開設した。

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2021年9月8日のニュース