【大井・スポニチ盃アフター5スター賞】3歳ワールドリングが重賞連覇

[ 2021年9月8日 05:30 ]

スポニチ盃アフター5スター賞を快勝したワールドリング
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 スポニチ盃「第28回アフター5スター賞」(S3)が7日、大井競馬場で行われた。4番人気のワールドリングが直線抜け出し優勝、前走の優駿スプリントに続く重賞連覇を飾った。同馬には「第55回東京盃」(G2、10月6日、大井)への優先出走権が与えられた。

 前走3歳限定重賞を制覇した勢いを駆っての古馬重賞挑戦。レース前「正直どうだろう」と思っていたという張田だが杞憂(きゆう)に終わった。4番手で迎えた直線。内の狭いスペースを見つけて潜り込むと素早い反応で一気に抜けてきた。残り100メートルで先頭に立つとニシノレオニダスの強襲も抑えてVゴールに飛び込んだ。55キロと重量差はあったが、古馬相手に勝負強さを見せての勝利内容は高い将来性を感じさせるもの。次走は権利を獲った「東京盃。そしてJBC(スプリント)はオーナーと相談して」(張田師)と照準を定めた。伸び盛り3歳馬の快進撃はまだまだ止まりそうにない。

 ◆ワールドリング 父トゥザワールド 母スパイラルリング(母の父エンドスウィープ) 牡3歳 船橋・張田京厩舎 馬主・国田正忠氏 生産者・北海道浦河町の大北牧場 戦績13戦5勝(南関東12戦5勝) 総獲得賞金5038万円。

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2021年9月8日のニュース