【神戸新聞杯】サートゥル再生!「大人」の推進力でラスト2F楽々

[ 2019年9月20日 05:30 ]

坂路を駆け上がるサートゥルナーリア(撮影・亀井 直樹)
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 ひと夏越した3歳世代のエースが万全の始動だ。「第67回神戸新聞杯」(22日、阪神)の追い切りが19日に行われ、皐月賞馬サートゥルナーリアが迫力満点のフットワークを披露した。菊花賞へは向かわず、強豪古馬と戦う秋。まずは好発進といきたい。

 明らかにパワーアップを果たしたサートゥルナーリアがそこにいた。黒鹿毛の馬体はトモ(後肢)がパンと膨らみ、胸前もメリッとしてエネルギーに満ちあふれている。「以前はビービー鳴いていたんだが…。今はワーッとならない。だいぶ大人になった。体も大きくなっている」。小滝助手が自信に満ちた表情で語った。

 坂路での追い切りもド迫力だった。最初の1Fは15秒0でゆっくり。そこからスムーズに加速した。物凄いスピード感。引っ掛かっているのか。そうではない。身のこなしがパワフル過ぎて推進力がすさまじいのだ。ラスト2Fは11秒8~12秒0。最後まで四肢を躍動させながらフィニッシュした。

 「すげえなあ」。報道陣から思わず感嘆の声が漏れる。中間、丹念に時計を積み上げた。2週前にCWコースで6F81秒9。先週はルメールが乗って6F83秒1。16日は坂路で4F53秒5。小滝助手が語った。「先週の時点で十分なところまで持ってくることができた。坂路で単走追いは予定通り。いい動きだった」。気持ちセーブ気味でありながら、このド迫力。能力の高さは3歳トップクラスなのだと再認識させられた。

 春は高性能エンジンに気持ちが追いつかなかった。ホープフルS、皐月賞を制し、単勝1・6倍で挑んだダービー。ゲート裏に移動してからテンションが上がって我を失った。出遅れて流れに乗れず4着。忘れ物を取りにいく秋となる。ダービー週は騎乗停止処分でレーンに託すしかなかったルメールは「あの時は反省しました。先週またがって凄くいいと感じた。パワーアップしている」。きっちりと仕上がり、成長まで感じさせて迎える秋初戦。V発進のイメージが出来上がった。

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